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細 (→ヒストン脱アセチル化酵素) |
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<font size="+1">村尾 直哉、[http://researchmap.jp/kinichinakashima 中島 欽一]</font><br> | |||
''奈良先端科学技術大学院大学 バイオサイエンス研究科''<br> | |||
DOI [[XXXX]]/XXXX 原稿受付日:2012年10月9日 原稿完成日:2012年11月16日<br> | |||
担当編集委員:[http://researchmap.jp/fujiomurakami 村上 富士夫](大阪大学 大学院生命機能研究科)<br> | |||
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英語名:acetylation 独:Acetylierung 仏:acétylation | 英語名:acetylation 独:Acetylierung 仏:acétylation | ||
[[Image:Nm-Kinichinakashima fig 1.png|thumb|350px|'''図1.代表的なアセチル化反応'''<br>代表的なアセチル化反応であるアスピリンの合成反応を示した。円で囲われたサリチル酸の水酸基が無水酢酸との反応によりアセチル基に置換され、アスピリンが合成される。]] | [[Image:Nm-Kinichinakashima fig 1.png|thumb|350px|'''図1.代表的なアセチル化反応'''<br>代表的なアセチル化反応であるアスピリンの合成反応を示した。円で囲われたサリチル酸の水酸基が無水酢酸との反応によりアセチル基に置換され、アスピリンが合成される。]] | ||
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アセチル化とは、[[wikipedia:ja:有機化合物|有機化合物]]の[[wikipedia:ja:水酸基|水酸基]](-OH)や[[wikipedia:ja:アミノ基|アミノ基]](-NH<sub>2</sub>)などの[[wikipedia:ja:水素|水素]]原子を[[wikipedia:ja:アセチル基|アセチル基]](-COCH<sub>3</sub>)で置換することである(図1)。[[wikipedia:ja:IUPAC命名法|IUPAC命名法]]では[[wikipedia:ja:エタノイル化|エタノイル化]]という。逆に、有機化合物からアセチル基が除かれる反応は脱アセチル化という。代表的なアセチル化剤として、[[wikipedia:ja:無水酢酸|無水酢酸]]、[[wikipedia:ja:塩化アセチル|塩化アセチル]]、[[wikipedia:ja:酢酸メチル|酢酸メチル]]、[[wikipedia:ja:N-メチルアセトアミド|N-メチルアセトアミド]]などが使われている。 | アセチル化とは、[[wikipedia:ja:有機化合物|有機化合物]]の[[wikipedia:ja:水酸基|水酸基]](-OH)や[[wikipedia:ja:アミノ基|アミノ基]](-NH<sub>2</sub>)などの[[wikipedia:ja:水素|水素]]原子を[[wikipedia:ja:アセチル基|アセチル基]](-COCH<sub>3</sub>)で置換することである(図1)。[[wikipedia:ja:IUPAC命名法|IUPAC命名法]]では[[wikipedia:ja:エタノイル化|エタノイル化]]という。逆に、有機化合物からアセチル基が除かれる反応は脱アセチル化という。代表的なアセチル化剤として、[[wikipedia:ja:無水酢酸|無水酢酸]]、[[wikipedia:ja:塩化アセチル|塩化アセチル]]、[[wikipedia:ja:酢酸メチル|酢酸メチル]]、[[wikipedia:ja:N-メチルアセトアミド|N-メチルアセトアミド]]などが使われている。 | ||
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== タンパク質のアセチル化 == | == タンパク質のアセチル化 == | ||
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== 参考文献 == | == 参考文献 == | ||
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