「低親和性神経成長因子受容体」の版間の差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
編集の要約なし
編集の要約なし
編集の要約なし
2行目: 2行目:
<font size="+1">藤田 幸、[http://researchmap.jp/ToshihideYamashita 山下 俊英]</font><br>
<font size="+1">藤田 幸、[http://researchmap.jp/ToshihideYamashita 山下 俊英]</font><br>
''大阪大学 大学院医学系研究科分子神経科学 分子神経科学''<br>
''大阪大学 大学院医学系研究科分子神経科学 分子神経科学''<br>
DOI XXXX/XXXX 原稿受付日:2012年12月4日 原稿完成日:2013年月日<br>
DOI XXXX/XXXX 原稿受付日:2012年12月4日 原稿完成日:2014年月日<br>
担当編集委員:[http://researchmap.jp/fujiomurakami 村上 富士夫](大阪大学 大学院生命機能研究科)<br>
担当編集委員:[http://researchmap.jp/fujiomurakami 村上 富士夫](大阪大学 大学院生命機能研究科)<br>
</div>
</div>
31行目: 31行目:


==発現==
==発現==
 p75は発生期には中枢神経系において広範囲に発現しているが、成体では発現が減少する<ref name=ref2 />。成体マウスにおいて、p75は脊髄後根神経節 (dorsal root ganglia; DRG)や網膜の一部の細胞で発現しているが、大脳皮質や小脳における発現はほとんど検出されていない<ref name=ref3 />。また、p75の発現は病態下で上昇することが知られている (“6 疾患との関連”参照)<ref name=ref2 /> <ref name=ref4 />。  
 p75は発生期には中枢神経系において広範囲に発現しているが、成体では発現が減少する<ref name=ref2 />。成体マウスにおいて、p75は脊髄後根神経節 (dorsal root ganglia; DRG)や網膜の一部の細胞で発現しているが、大脳皮質や小脳における発現はほとんど検出されていない<ref name=ref3 />。また、p75の発現は病態下で上昇することが知られている([[低親和性神経成長因子受容体#疾患との関連]]参照)<ref name=ref2 /> <ref name=ref4 />。  


==神経系での機能  ==
==神経系での機能  ==

案内メニュー