「むずむず脚症候群」の版間の差分

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(ページの作成:「井上雄一 東京医科大学睡眠学講座 英:Restless legs syndrome 同義語:下肢静止不能症候群、周期性四肢運動障害、エクボム症候…」)
 
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#この症状が脚を動かすことにより改善する
#この症状が脚を動かすことにより改善する
#夕方から夜間に増悪する
#夕方から夜間に増悪する
という四徴により特徴づけられ、診断基準の数回の変遷を経てもこれらが基本症状であることに変わりは無い{Allen, 2014 #1}1)。
という四徴により特徴づけられ、診断基準の数回の変遷を経てもこれらが基本症状であることに変わりは無い<ref name=Allen2014><pubmed>25023924</pubmed></ref>1)。


 むずむず脚症候群の概念は古くから知られており、その特徴的な症状は17世紀のイギリスの内科医Thomas Willisにより最初に報告されたが、この病名はスウェーデンの神経内科医Karl-Axel Ekbomにより1945年に命名された<ref name=Ekbom1960><pubmed>13726241</pubmed></ref> 2)。本邦では下肢静止不能症候群とも呼ばれる。
 むずむず脚症候群の概念は古くから知られており、その特徴的な症状は17世紀のイギリスの内科医Thomas Willisにより最初に報告されたが、この病名はスウェーデンの神経内科医Karl-Axel Ekbomにより1945年に命名された<ref name=Ekbom1960><pubmed>13726241</pubmed></ref> 2)。本邦では下肢静止不能症候群とも呼ばれる。

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