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通常、Navチャネルは不活性化が速いため、一過的にしか内向き電流は流れないが、[[小脳]]の[[プルキンエ細胞]]をはじめ多くの[[神経細胞]]では、長時間にわたり不活性化せずに開き続ける持続的な内向き電流が存在する([[持続性ナトリウム電流]])。また、これに加えて小脳のプルキンエ細胞などでは、不活性化状態ののち再開口が起こりやすく([[resurgent電流]])(図4参照)、これにより[[スパイク]]の後に[[脱分極]]が引き起こされることが知られている。 | 通常、Navチャネルは不活性化が速いため、一過的にしか内向き電流は流れないが、[[小脳]]の[[プルキンエ細胞]]をはじめ多くの[[神経細胞]]では、長時間にわたり不活性化せずに開き続ける持続的な内向き電流が存在する([[持続性ナトリウム電流]])。また、これに加えて小脳のプルキンエ細胞などでは、不活性化状態ののち再開口が起こりやすく([[resurgent電流]])(図4参照)、これにより[[スパイク]]の後に[[脱分極]]が引き起こされることが知られている。 | ||
β4が細胞内側からのblocking particleとして作用し、resurgent電流の形成に関わるという報告<ref><pubmed>15664175</pubmed></ref> | β4が細胞内側からのblocking particleとして作用し、resurgent電流の形成に関わるという報告<ref><pubmed>15664175</pubmed></ref>があるが、分子メカニズムについてはまだ分っていないことが多い。 | ||
[[Image:Tree.png|thumb|300px|'''図5. サブユニットの系統樹''']] | [[Image:Tree.png|thumb|300px|'''図5. サブユニットの系統樹''']] |
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