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Takumitsutsui (トーク | 投稿記録) 細編集の要約なし |
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=== 英語:posttraumatic stress disorder、英略語:PTSD === | === 英語:posttraumatic stress disorder、英略語:PTSD === | ||
同義語:心的外傷後ストレス障害 | 同義語:心的外傷後ストレス障害 | ||
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トラウマ焦点化認知行動療法は暴露療法を中心とした技法である。 | トラウマ焦点化認知行動療法は暴露療法を中心とした技法である。 | ||
Foaが開発した長時間暴露療法(prolonged exposure therapy:PE療法) | Foaが開発した長時間暴露療法(prolonged exposure therapy:PE療法)は心理教育、リラクゼーション法、現実内暴露、イメージ暴露、認知療法を組み合わせた治療法である。複数のランダム化比較試験で有効性が証明されており、日本国内のランダム化比較試験においても有効性が証明されている<ref><pubmed>21171135 </ref>。PE療法を小児に実施できるよう工夫したものをTF-CBTと呼称している。 | ||
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==== EMDR ==== | ==== EMDR ==== | ||
<pre>====EMDR====</pre> | <pre>====EMDR====</pre> | ||
Shapiroが開発したEMDRは被面接者が面接者の指を眼球運動で追いながら、トラウマ体験を想起する治療法である。海外での複数のランダム化比較試験でPTSDに対する有効性が証明されている。<br> → | |||
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=== 薬物療法 === | === 薬物療法 === | ||
<pre>===薬物療法===</pre> | <pre>===薬物療法===</pre> | ||
PTSDに対する薬物療法として[[選択的セロトニン再取り込阻害薬]](selective serotonine reuptake inhibitor:SSRI) | PTSDに対する薬物療法として[[選択的セロトニン再取り込阻害薬]](selective serotonine reuptake inhibitor:SSRI)とが第一選択として推奨されている。SSRIは3つの中核症状や抑うつなどの合併精神症状にも効果が期待できる。 | ||
== 疫学 == | == 疫学 == | ||
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終了。 | 終了。 | ||
== 病態メカニズム == | == 病態メカニズム == | ||
<pre> ==病態メカニズム==</pre> | <pre> ==病態メカニズム==</pre> | ||
PTSDの病態メカニズムについて神経心理、脳画像研究、遺伝子研究などさまざまな視点からの報告がなされている。 | |||
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=== 神経心理的知見 === | === 神経心理的知見 === | ||
<pre>===神経心理的知見===</pre> | <pre>===神経心理的知見===</pre> | ||
PTSDの再体験、過覚醒症状は トラウマ体験に対する[[恐怖条件づけ]]とみなすと理解しやすく、暴露療法が有効であることも恐怖条件づけの消去現象と考えると理解しやすい。[[恐怖条件づけ]]を司る[[扁桃体]] | PTSDの再体験、過覚醒症状は トラウマ体験に対する[[恐怖条件づけ]]とみなすと理解しやすく、暴露療法が有効であることも恐怖条件づけの消去現象と考えると理解しやすい。[[恐怖条件づけ]]を司る[[扁桃体]]と内側前頭前野との連絡についての解剖学的知見や内側前頭前野の破壊が恐怖の消去を阻害することを示した動物実験からの知見などが集積され、現在は[[扁桃体]]、内側前頭前野、[[海馬]]などを含んだ神経回路モデルが想定されている。(図挿入:「PTSDとは何か」から 許可申請必要?) 。神経回路モデルは形態学的な研究も行われており、扁桃体、内側前頭前野の一部である[[前帯状皮質]]と[[海馬]]がPTSD患者で体積が減少していたとする報告がある。<br> | ||
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