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Takumitsutsui (トーク | 投稿記録) 細編集の要約なし |
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3.MINI International Neuropsychiatric Interview (M.I.N.I) :精神疾患簡易構造化面接法 | 3.MINI International Neuropsychiatric Interview (M.I.N.I) :精神疾患簡易構造化面接法 | ||
sheehanらによって開発された短時間で施行可能なスクリーニングより包括的な構造化面接である。大坪らが日本語版を作成している<ref>'''(翻訳)大坪天平、宮岡等、上島国利'''<br>M.I.N.I._精神疾患簡易構造化面接法<br>''星和書店'':2000</ref>。症状項目の有無のみを問う形式であり、評価者によって症状の有無が異なってしまう恐れがある。 | sheehanらによって開発された短時間で施行可能なスクリーニングより包括的な構造化面接である。大坪らが日本語版を作成している<ref>'''(翻訳)大坪天平、宮岡等、上島国利'''<br>M.I.N.I._精神疾患簡易構造化面接法<br>''星和書店'':2000</ref>。症状項目の有無のみを問う形式であり、評価者によって症状の有無が異なってしまう恐れがある。 | ||
== 治療 == | == 治療 == | ||
<pre>===治療=</pre> | <pre>===治療=</pre> | ||
PTSDに対して、これまでさまざまな治療法が試みられてきた。ランダム化比較試験で有効性を証明された治療法に認知行動療法、眼球運動による脱感作と再処理法(Eye Movement Desensitization and Reprocessing: EMDR)、薬物療法がある。2005年の英国国立医療技術評価機構(National Institute for Health and Clinical Excellence: NICE)のガイドライン(<u>参考文献:NICE HPの乗せ方がわからない</u>)では、トラウマ焦点化心理療法を基本的な第一選択とし、薬物療法はトラウマ焦点化心理療法を拒否する時かトラウマ体験の影響で試行できない時、トラウマ焦点化心理療法で十分な効果が得られない時、うつ病などの合併症の強化療法時などに限定して推奨している。 | |||
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==== トラウマ焦点化認知行動療法 ==== | ==== トラウマ焦点化認知行動療法 ==== | ||
<pre>====トラウマ焦点化認知行動療法====</pre> | <pre>====トラウマ焦点化認知行動療法====</pre> | ||
トラウマ焦点化認知行動療法には長時間暴露療法(prolonged exposure therapy:PE療法)、認知処理療法(cognitive processing therapy:CPT)、認知療法(cognitive therapy:CT)、子供へのトラウマ焦点化認知行動療法(TF-CBTと呼称している)などが含まれており、以下に解説する。 | |||
===== PE療法 ===== | |||
<pre>=====PE療法===== | |||
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Foaが開発した長時間暴露療法(prolonged exposure therapy:PE療法)は心理教育、リラクゼーション法、実生活内暴露、イメージ暴露、認知療法を組み合わせた治療法である。複数のランダム化比較試験で有効性が証明されており、日本国内のランダム化比較試験においても有効性が証明されている<ref><pubmed>21171135 </ref>。PE療法を小児に実施できるよう工夫したものをTF-CBTと呼称している。 | |||
→<br>終了していない。 | |||
===== CPT ===== | |||
<pre>=====CPT===== | |||
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===== CT ===== | |||
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===== 子供へのトラウマ焦点化認知行動療法(TF-CBT) ===== | |||
<pre>=====子供へのトラウマ焦点化認知行動療法(TF-CBT)===== | |||
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==== EMDR ==== | ==== EMDR ==== |
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