「ドレブリン」の版間の差分

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==構造==
==構造==
[[image:1ドレブリン.png|thumb|350px|'''図1.'''<br>ADF-H:ADFホモロジードメイン<br>AR1:アクチン結合領域1<br>AR2:アクチン結合領域2<br>In 2:In 2(ドレブリンA特異的配列)<br>P:プロリンリッチ領域]]
[[image:1ドレブリン.png|thumb|350px|'''図1.'''<br>ADF-H:ADFホモロジードメイン<br>AR1:アクチン結合領域1<br>AR2:アクチン結合領域2<br>In 2:In 2(ドレブリンA特異的配列)<br>P:プロリンリッチ領域]]


 ドレブリンはN末端に[[ADF]]-ホモロジードメインを持つ分子で、[[コフィリン]]やツインフィリンとスーパーファミリーを作っていると考えることができる。ドレブリンは大きく分けると、幼若型(ドレブリンE)と成熟型(ドレブリンA)の二種類に分かれる。ドレブリンのアイソフォームは単一遺伝子から選択的スプライシングにより生成されるため(Kojima et al., 1993)、アミノ酸配列はほぼ同一であるが、ドレブリンAのみがins2配列を持つ(図1)。
 ドレブリンはN末端に[[ADF]]-ホモロジードメインを持つ分子で、[[コフィリン]]やツインフィリンとスーパーファミリーを作っていると考えることができる。ドレブリンは大きく分けると、幼若型(ドレブリンE)と成熟型(ドレブリンA)の二種類に分かれる。ドレブリンのアイソフォームは単一遺伝子から選択的スプライシングにより生成されるため(Kojima et al., 1993)、アミノ酸配列はほぼ同一であるが、ドレブリンAのみがins2配列を持つ(図1)。