トーク:海馬

提供:脳科学辞典
ナビゲーションに移動 検索に移動

編集 林 作業記録

  • 内部リンク、外部リンク作成
  • 文献情報挿入(一部は見つからず)
  • 本文中、コメントございます。御対応いただければ幸いです。

--Yasunori Hayashi 2012年12月4日 (火) 00:31 (JST)

編集担当委員 藤田一郎 よりコメント

  • 大変詳細でかつ図の豊富な、情報の多い項目を執筆いただきありがとうございました。以下、いくつか細かいことも含めコメントさせていただきます。

(1)冒頭6行目、「中隔側」とありますが、そのような解剖学的構造があるのでしょうか。それとも、「中隔の側へと連続する。。。」という意味でしょうか。

(2)図1:出典をご記載ください。

(3)名称の稿、5行目:「命名されたという」の次に引用文献をお願いします。

(4)歯状回の記述の部分、勝手ながら改変しました。すこしくどいように書き直してあるのですが、これは、私自身が昨年、自分の目で人脳の歯状回を見るまで、この構造の名の由来を気にしたことがなかったからです。詳し目に書いた方がよいかと思い、改変しました。ご確認いただけますでしょうか。

(5)機能の部分。ここについては、林委員と同意見です。次項の「海馬と記憶」とまとめて一つにしていただくことと、最新の知見、概念について、 簡単にでも言及いただけないでしょうか。例えば、海馬細胞の電気生理学的可塑性(LTP)や場所細胞、グリッド細胞などについてです。ほんの一言、言及いただき、当該項目へリンクを貼るということでいかがでしょうか。

(6)機能の1行目:併記されているフランス語から察して、大辺縁葉で合っていると思うのですが、大脳辺縁葉の誤りでないのかを念のため、お尋ねします。

(7)機能の第一段落:「嗅覚の一次中枢は、前頭葉下面後部に推定されているようである」との記述がありますが、この前頭葉下面後部とは梨状葉皮質(pyriform cortex)のことでしょうか。そうであるならば、「嗅覚の一次中枢は、前頭葉下面後部にある梨状葉皮質(pyriform cortex)」とお書換えいただくことは可能でしょうか。また、「推定されているようである」と大変、慎重な言い回しになっていますが、これは理由がありますでしょうか。私の知る限りでは、ラット、ウサギの研究などで、嗅球の僧帽細胞の投射先皮質として確立しているように思うのですが。ご教示いただけますでしょうか。

(8)「海馬と記憶」の第一段落最終行:「超感覚種の信号という」の次に参考文献を引用ください。

(9)「海馬と記憶」の第に段落最終行:「エピソード記憶の形成や想起には。。。」の分に参考文献を引用ください。

(10)「海馬体の入力線維」の5行目:「記憶の源情報」という言葉の意味が不明瞭ですので、改稿・加筆をお願いいたします。

(11)図1の引用元はどこでしょうか。

(12)図3ですが、「終止」を「軸索終止の分布」とし、若干の説明を加えていただけますでしょうか。写真のどの部分が「軸索終止の分布」に相当するのかは初学者や分野外の人には不明と思いますので。これは、順行性軸索トレーサーの分布をみているものと思うのですが、そのような記述をお加えください。

(13)図の引用部位や、若干の語句について、直接本文に訂正を加えてあります。