トーク:神経前駆細胞

提供: 脳科学辞典
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拝読させていただき、いくつか気になった点がありましたのでお知らせします。

1)図のキャプションは図の内容とずれているように思います。
2)神経前駆細胞は神経系全体に存在するはずですが、記述は全て大脳皮質に関するものになっています。他にも触れていただくか、最初の部分で大脳皮質に限った説明であるとの断り書きをいれた方が良いと思います。
3)一行目の「多様な神経細胞を産生した結果である」との記述ですが、介在ニューロンのことが無視されているように思いますので、何らかの変更を加えていただいた方が良いと思います。
4)「oRG前駆細胞(OSVZ radial glia-like cell)」は少し分かりにくく思いました。まず、oRGをスペルアウトしてoRG前駆細胞=OSVZ(outer subventricular zone) radial glia-like cellとした方がわかり易いと思います
5)Apical面 basal側 Radial unit という表現が出てきますが、簡単な説明があった方がわかり易いと思います
6)「oRG前駆細胞とよばれ、基底膜方向にのみ一本」との記述ですが、他の細胞は形態学的特徴が述べられていないので、分かりにくく思いました。
7)多極性細胞の項で「未成熟な細胞」という語句を用いておられますが、その意味が不明確ではないかと思いました。
8)「多極性細胞」に関しては、他と異なりその性質や機能の説明がよく分かりませんでした。
9)未分化型前駆細胞と別の項目である「神経幹細胞」との関係の説明があった方が良いと思いました。

以上ご検討の程宜しくお願い申しあげます。

村上富士夫