80
回編集
細 (→神経基盤) |
細編集の要約なし |
||
18行目: | 18行目: | ||
物理レベルでは、例として、観察者が、テーブルの上に、コーヒーカップと雑誌が置いてあるのを見ている光景を思い浮かべていただきたい。自己中心視点から記述すると、「右前方1メートルのところにコーヒーカップがあり、左前方のほぼ同じ距離に雑誌が置いてある」と説明できる。一方で、他者中心視点 (環境中心視点)から記述すると、「テーブルの上に2つの物体があり、テーブルの中心より右側にコーヒーカップがあり、中心より左側に雑誌がある」と説明できる<ref>'''乾 敏郎'''<br>イメージ脳<br>''岩波書店'', 2009</ref>。 | 物理レベルでは、例として、観察者が、テーブルの上に、コーヒーカップと雑誌が置いてあるのを見ている光景を思い浮かべていただきたい。自己中心視点から記述すると、「右前方1メートルのところにコーヒーカップがあり、左前方のほぼ同じ距離に雑誌が置いてある」と説明できる。一方で、他者中心視点 (環境中心視点)から記述すると、「テーブルの上に2つの物体があり、テーブルの中心より右側にコーヒーカップがあり、中心より左側に雑誌がある」と説明できる<ref>'''乾 敏郎'''<br>イメージ脳<br>''岩波書店'', 2009</ref>。 | ||
社会レベルでは、他者を受け入れて理解するための能力である[[他者視点取得]]が重要であり、他者の経験の知覚に対する自己の反応や共感にとって必要な要素となる<ref><pubmed> 16157488 </pubmed></ref>。 | 社会レベルでは、他者を受け入れて理解するための能力である[[他者視点取得]]が重要であり、他者の経験の知覚に対する自己の反応や共感にとって必要な要素となる<ref><pubmed> 16157488 </pubmed></ref>。 |
回編集