「パーソナリティ障害」の版間の差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
28行目: 28行目:


===DSM-IIIの変革とその後===
===DSM-IIIの変革とその後===
 パーソナリティ障害の概念や診断の枠組みが現在の形となる重要な契機となったのは、1980年に刊行された米国精神医学会の診断基準、DSM-III(Diagnostic and statistical manual of mental disorders, 3rd edition)<ref name=ref1 />である。そこで行われた改革の中で特に重要なのは、Millon, Tの理論に基づくタイプ分類の採用と、その診断における[[多神論的記述的症候論モデル]](Polythetic descriptive syndromal model)の導入である。
 パーソナリティ障害の概念や診断の枠組みが現在の形となる重要な契機となったのは、1980年に刊行された米国精神医学会の診断基準、DSM-III(Diagnostic and statistical manual of mental disorders, 3rd edition)<ref name=ref1 />である。そこで行われた改革の中で特に重要なのは、[[wj:セオドア・ミロン|Millon, T]]の理論に基づくタイプ分類の採用と、その診断における[[多神論的記述的症候論モデル]](Polythetic descriptive syndromal model)の導入である。


====Millonの理論に基づくタイプ分類====
====Millonの理論に基づくタイプ分類====

案内メニュー