「抗不安薬」の版間の差分

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 また抗不安薬のみに頼らず、環境調整や[[心理療法]]の導入、選択的セロトニン再取り込み阻害薬の使用も検討する。退薬症候(不安、焦燥など)も起こりうるため、中止の際はゆるやかな漸減(2週間毎に1/4量ずつ程度)が望ましい<ref name=ref9 />。
 また抗不安薬のみに頼らず、環境調整や[[心理療法]]の導入、選択的セロトニン再取り込み阻害薬の使用も検討する。退薬症候(不安、焦燥など)も起こりうるため、中止の際はゆるやかな漸減(2週間毎に1/4量ずつ程度)が望ましい<ref name=ref9 />。


(特殊な状況下での投与)
(特殊な状況下での投与)<br>
 [[wikipedia:ja:肝障害|肝]]・[[wikipedia:ja:腎障害|腎障害]]の患者ではより低用量で開始する。高齢者は[[転倒]]、錯乱などの危険性が増大しうるため、初回投与量は半量位から開始する。[[wikipedia:ja:妊娠|妊娠]]中(特に妊娠初期)には通常推奨されない。妊娠後期に服用した母親の子供は離脱を経験することがある。また、授乳により[[wikipedia:ja:母乳|母乳]]中へ薬物移行がみられるため薬物を中止するか[[wikipedia:ja:人工栄養|人工栄養]]が推奨される<ref name=ref14>'''Stahl. SM. 訳 仙波純一'''<br>精神科治療薬処方ガイド<br>''メディカル・サイエンス・インターナショナル'':2006</ref> <ref name=ref9 />。
 [[wikipedia:ja:肝障害|肝]]・[[wikipedia:ja:腎障害|腎障害]]の患者ではより低用量で開始する。高齢者は[[転倒]]、錯乱などの危険性が増大しうるため、初回投与量は半量位から開始する。[[wikipedia:ja:妊娠|妊娠]]中(特に妊娠初期)には通常推奨されない。妊娠後期に服用した母親の子供は離脱を経験することがある。また、授乳により[[wikipedia:ja:母乳|母乳]]中へ薬物移行がみられるため薬物を中止するか[[wikipedia:ja:人工栄養|人工栄養]]が推奨される<ref name=ref14>'''Stahl. SM. 訳 仙波純一'''<br>精神科治療薬処方ガイド<br>''メディカル・サイエンス・インターナショナル'':2006</ref> <ref name=ref9 />。


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