「反応時間」の版間の差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
編集の要約なし
編集の要約なし
編集の要約なし
644行目: 644行目:
高い精度が求められる実験では、専用の反応装置(図4)と刺激提示装置が用いられる。
高い精度が求められる実験では、専用の反応装置(図4)と刺激提示装置が用いられる。


口頭反応は、音圧が一定の閾値に達した時か、最初のピークに達した時を反応とする。
口頭反応では、音圧が最初のピークか一定の閾値(例えば、ピーク音圧の10%)に達した時を反応とする。
垂直跳びによる全身反応時間の測定では、スイッチを踏ませておき、両足がスイッチを離れたことで反応とする。
垂直跳びによる全身反応時間の測定では、スイッチを踏ませておき、両足がスイッチを離れたことで反応とする。
その他の動作による全身反応時間の測定では、モーションキャプチャや高速度ビデオ撮影も有効である。
その他の動作による全身反応時間の測定では、モーションキャプチャや高速度ビデオ撮影も有効である。


いずれの方法でも、刺激提示装置と反応記録装置の時間的な同期を正確にとることが肝要である。
いずれの方法でも、刺激提示装置と反応記録装置の時間的な同期を正確にとることが肝要である
<ref>
特に、視覚刺激を一般的なディスプレイ装置で提示する場合には、時間解像度があまり高くないことに留意する必要がある。
例えばリフレッシュレートが60Hzならば、視覚刺激は16.7 msの単位でしか操作できない。
精密な実験では、フォトダイオードなどを用いて実際に画面が刺激光を発する時間を確かめるべきである。
</ref>


===誤答の除外===
===誤答の除外===
89

回編集

案内メニュー