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<font size="+1">佐藤 啓介、[http://researchmap.jp/nana 寺田 純雄]</font><br> | <font size="+1">佐藤 啓介、[http://researchmap.jp/nana 寺田 純雄]</font><br> | ||
''東京医科歯科大学 医歯薬学総合研究科 神経機能形態学分野''<br> | ''東京医科歯科大学 医歯薬学総合研究科 神経機能形態学分野''<br> | ||
DOI [[XXXX]]/XXXX 原稿受付日:2013年10月31日 原稿完成日:2013年月日<br> | |||
担当編集委員:[http://researchmap.jp/michisukeyuzaki 柚崎 通介](慶應義塾大学 医学部生理学)<br> | 担当編集委員:[http://researchmap.jp/michisukeyuzaki 柚崎 通介](慶應義塾大学 医学部生理学)<br> | ||
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MAP2は、[[wj:脊椎動物|脊椎動物]]の[[ニューロン]]に豊富に存在する[[微小管]]結合タンパク質である。古典的MAPs(Microtubule Associated | MAP2は、[[wj:脊椎動物|脊椎動物]]の[[ニューロン]]に豊富に存在する[[微小管]]結合タンパク質である。古典的MAPs(Microtubule Associated Proteins)、もしくは構造的MAPsと呼ばれる一群の微小管結合タンパク質のグループに:属する。MAP2遺伝子にコードされ、複数の[[wj:スプライシング変異体|スプライシング変異体]]が存在する。(編集コメント:発現分布、機能に関しても抄録に御記述下さい)}} | ||
{{PBB|geneid=4133}} | {{PBB|geneid=4133}} | ||
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===ノックアウトマウス=== | ===ノックアウトマウス=== | ||
個体レベルでのMAP2の機能については、MAP2のノックアウトマウスが作製、解析されている<ref | 個体レベルでのMAP2の機能については、MAP2のノックアウトマウスが作製、解析されている<ref><pubmed> 11581286 </pubmed></ref>。MAP2ノックアウトマウスでは脳の形態に異常は見られなかったが、[[海馬]]ニューロンの樹状突起の短縮や小脳[[プルキンエ細胞]]の樹状突起における微小管の密度の低下が観察された。ただし、このノックアウトマウスでは、失われたMAP2の機能が機能的重複を持つ他の古典的MAPsで補償されている可能性がある。その証拠に、古典的MAPsの一つ[[MAP1B]]を同時にノックアウトしたMAP2MAP1Bダブルノックアウトマウスでは、出生後間もなく致死となり、脳の[[層構造]]の形成や神経突起の伸長に異常が見られるなど、MAP2やMAP1Bの単独ノックアウトマウスと比べて重篤な障害を呈した<ref><pubmed> 12163474 </pubmed></ref>。 | ||
==関連項目== | ==関連項目== | ||