「ニューレキシン」の版間の差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
編集の要約なし
 
(他の1人の利用者による、間の2版が非表示)
2行目: 2行目:
<font size="+1">[http://profiles.umassmed.edu/profiles/ProfileDetails.aspx?Person=3324 渡辺 拓也]、[http://researchmap.jp/kennyfutai 二井 健介]</font><br>
<font size="+1">[http://profiles.umassmed.edu/profiles/ProfileDetails.aspx?Person=3324 渡辺 拓也]、[http://researchmap.jp/kennyfutai 二井 健介]</font><br>
''マサチューセッツ州立大学 メディカルスクール''<br>
''マサチューセッツ州立大学 メディカルスクール''<br>
DOI [[XXXX]]/XXXX 原稿受付日:2013年6月4日 原稿完成日:2013年7月xx日<br>
DOI:<selfdoi /> 原稿受付日:2013年6月4日 原稿完成日:2013年7月29日<br>
担当編集委員:[http://researchmap.jp/2rikenbsi 林 康紀](独立行政法人理化学研究所)
担当編集委員:[http://researchmap.jp/2rikenbsi 林 康紀](独立行政法人理化学研究所)
</div>
</div>
37行目: 37行目:


== 発現 ==
== 発現 ==
 ニューレキシンは脳に高レベルで発現しており、[[海馬]]においては細胞種の違いによって異なるアイソフォームの発現が認められている(例えば、海馬[[CA1]][[錐体細胞]]と[[歯状回]]顆粒細胞ではニューレキシン3αの発現が認められないのに対して、介在細胞ではニューレキシン3αが高発現している)<ref name=ref12><pubmed>7695896</pubmed></ref>。また、脳以外の臓器にも発現しており、ニューレキシン1(α, β)と3(α, β)のmRNAは心臓、肺、腎臓、胎盤にも発現している<ref name=ref20><pubmed>21048075</pubmed></ref> <ref><pubmed>12379233</pubmed></ref>。また、血管においてもニューレキシンの発現が認められている<ref name=ref21><pubmed>19926856</pubmed></ref>。
 ニューレキシンは脳に高レベルで発現しており、[[海馬]]においては細胞種の違いによって異なるアイソフォームの発現が認められている(例えば、海馬[[CA1]][[錐体細胞]]と[[歯状回]]顆粒細胞ではニューレキシン3αの発現が認められないのに対して、介在細胞ではニューレキシン3αが高発現している)<ref name=ref12><pubmed>7695896</pubmed></ref>。また、脳以外の臓器にも発現しており、ニューレキシン1(α, β)と3(α, β)の[[mRNA]]は心臓、肺、腎臓、胎盤にも発現している<ref name=ref20><pubmed>21048075</pubmed></ref> <ref><pubmed>12379233</pubmed></ref>。また、血管においてもニューレキシンの発現が認められている<ref name=ref21><pubmed>19926856</pubmed></ref>。
{| class="wikitable"
{| class="wikitable"
|+ 表1.Allen Brain Atlasでの発現パタン
|+ 表1.Allen Brain Atlasでの発現パタン

ナビゲーション メニュー