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[[ファイル:syntaxin_Fig2|200px|thumb|right|'''図2. 開口放出前に形成されるSNARE複合体の立体構造模式図.''' 赤はシンタキシン、緑はSNAP-25、青はシナプトブレビンを表す.]] | [[ファイル:syntaxin_Fig2|200px|thumb|right|'''図2. 開口放出前に形成されるSNARE複合体の立体構造模式図.''' 赤はシンタキシン、緑はSNAP-25、青はシナプトブレビンを表す.]] | ||
[[ファイル:Syntaxin Fig2|300px|フレーム|右|図2. 開口放出前に形成されるSNARE複合体の立体構造模式図.]] | |||
シンタキシン1のカルボキシ末端側3分の1は、膜融合能を発揮するのに必要最小限の領域である。SNAREモチーフを含むH3ドメイン(202-254)は、SNAP-25ならびにシナプトブレビンと結合し、膜融合能をもつSNARE複合体を形成する。続く膜貫通ドメイン(266-288)は、[[細胞膜]]に埋め込まれているが貫通はしない。これら両ドメインを含む組換えフラグメントを全長のSNAP-25ととともに再構成した人工脂質小胞は、シナプトブレビンを再構成した人工脂質小胞と自発的に融合する。 | シンタキシン1のカルボキシ末端側3分の1は、膜融合能を発揮するのに必要最小限の領域である。SNAREモチーフを含むH3ドメイン(202-254)は、SNAP-25ならびにシナプトブレビンと結合し、膜融合能をもつSNARE複合体を形成する。続く膜貫通ドメイン(266-288)は、[[細胞膜]]に埋め込まれているが貫通はしない。これら両ドメインを含む組換えフラグメントを全長のSNAP-25ととともに再構成した人工脂質小胞は、シナプトブレビンを再構成した人工脂質小胞と自発的に融合する。 |
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