「ホスホリパーゼC」の版間の差分

編集の要約なし
91行目: 91行目:
=== 後脱分極  ===
=== 後脱分極  ===


 [[ムスカリン受容体]][[アゴニスト]]を投与すると、[[活動電位]]発生直後に脱分極がみられるようになる。また、活動電位の後の[[脱分極]]が長く続く場合もある。前者は[[slow after depolarization]](sADP)、後者は[[plateau potential]](PP)と呼ばれ<ref><pubmed>8753873</pubmed></ref>、いずれも非選択性陽イオンチャネルの活性化<ref><pubmed>20079344</pubmed></ref>およびMチャネルの抑制の関与が示唆<ref><pubmed>15140933</pubmed></ref>されている。  
 [[ムスカリン受容体]][[アゴニスト]]を投与すると、[[活動電位]]発生直後に脱分極がみられるようになる。また、活動電位の後の[[脱分極]]が長く続く場合もある。前者は[[slow afterdepolarization]](sADP)、後者は[[plateau potential]](PP)と呼ばれ<ref><pubmed>8753873</pubmed></ref>、いずれも非選択性陽イオンチャネルの活性化<ref><pubmed>20079344</pubmed></ref>およびMチャネルの抑制の関与が示唆<ref><pubmed>15140933</pubmed></ref>されている。


=== 細胞内Ca<sup>2+</sup>濃度上昇  ===
=== 細胞内Ca<sup>2+</sup>濃度上昇  ===