「カテニン」の版間の差分

サイズ変更なし 、 2013年11月28日 (木)
編集の要約なし
編集の要約なし
編集の要約なし
13行目: 13行目:


==主なカテニン分子の種類と概要==
==主なカテニン分子の種類と概要==
 カテニンの主要な種類には、α–カテニン([[ヒト]]では分子量102 KDa)、β–カテニン(88KDa)、γ–カテニン/プラコグロビン (80 KDa)、 p120–カテニン(104 KDa)、神経に特異的に発現するδ–カテニンがある。カテニンはカドヘリンの細胞質領域と結合してカドヘリン·カテニン複合体を作るが、カテニンが結合しうるカドヘリンはE–, N–, VE–カドヘリン等のクラッシックカドヘリンのみである。
[[ファイル:fig1hh.jpg|right|thumb|400x256px|'''図1.アドヘレンス・ジャンクションにおけるカドヘリン・カテニン複合体の模式図''']]
[[ファイル:fig1hh.jpg|right|thumb|400x256px|'''図1.アドヘレンス・ジャンクションにおけるカドヘリン・カテニン複合体の模式図''']]
[[ファイル:fig2hh.jpg|right|thumb|400x228px|'''図2.カテニン分子群の主な機能''']]
[[ファイル:fig2hh.jpg|right|thumb|400x228px|'''図2.カテニン分子群の主な機能''']]
 カテニンの主要な種類には、α–カテニン([[ヒト]]では分子量102 KDa)、β–カテニン(88KDa)、γ–カテニン/プラコグロビン (80 KDa)、 p120–カテニン(104 KDa)、神経に特異的に発現するδ–カテニンがある。カテニンはカドヘリンの細胞質領域と結合してカドヘリン·カテニン複合体を作るが、カテニンが結合しうるカドヘリンはE–, N–, VE–カドヘリン等のクラッシックカドヘリンのみである。


===α–カテニン===
===α–カテニン===